東部中学校へ行ってきました。
私も所属する建設産業労働組合っていう職人の集まりがあります。
中学生に職業体験をさせようと、警察官とか長野市役所、ボイストレーニングの講座とかも有ったとか?対象は各学年15名くらいづつ。
各45分。
ここんとこ毎年行われている企画だというのですが、私は最近組合の「役」から離れていたので、初参加です。
親父の職人さん達が面白かった。
中学生が入ってきた途端にクセの有りそうな親父たちも笑顔になるの。
嬉々として自分の持ち場で「カンナがけ」なり「のこぎり」なり「インパクト」を教えるの。
最近の家庭には「日曜大工道具」なんてものは無いのでしょうね。
企画会議の時「白鳥さん何か企画できる?」と聞かれ、「パズルならできるよ」と、パズル担当になった。
過去に炭平フェアでも丸二日間やっている企画でしたが、久しぶりなのと、「勝手が違う」ので、少しの不安は有りましたが、「パズルの魅力」はなかなかのものです。
2年生、1年生、3年生と順番に45分毎の授業?でしたが、切り口を試行錯誤しながら楽しんでもらえるようにしたつもりです。
「十字パズルを10分以内で完成出来たら、小さいパズルプレゼント」ということでスタートしてみたら、「全くできない」、どころか、「戦線離脱」する子供が出てきて、思いっきりハードルを下げて「小さいパズルが出来たら小さいパズルプレゼント」にしたら、出来た子が出来ない子に教えるという「ズル」する子が出てきて、用意してきた5個のプレゼントは最初のグループで「完売」。
真剣に取り組む子、直ぐに人に聞く子、「こうですかぁ〜」と、全く違うことをする子、教えたヒントを無視してやり続ける子、個性が出ますね。
このパズル、人材採用試験に取り入れると良い判断材料になるな、と思いました。
多くの子供たちは楽しんでくれたと思います。
私自身、伝え方の技術の課題を多く発見できたので、これを日常業務に活かしていきたいと思います。
「何を伝えたいか?」「何を学んでもらいたいか?」その目的を明確にすることが大切かなと思いました。
まして、スポンジのような柔らかい頭をしている中学生相手には、大人が自分の口からどういう単語を発するか?大いに課題だと思いました。
職人さんには苦手分野です。