やはや、長野マラソンの時期になってしまった。
お陰様で今年の冬場は忙しくさせて貰っていたので、スポーツジムへはお風呂に入りに行っていた程度。
マラソンの練習はほとんどしていない。昨年は捻挫がぶり返し、出場が危ぶまれつつも、辛うじて完走が出来たので、今年はその上を狙おうと、今年のお正月に立てた目標は4時間半としていたのですが、大会2週間前になってしまった現在、練習不足なので、目標の立て直しです。

 元マラソンランナーの高橋尚子選手のお師匠さんである小出監督の本が有ります。
小出監督の本にこう書いてあります。
「マラソンでは、走り始めてしばらくすると身体がふっと軽くなってスピードが出やすくなる時が来ます。
とても調子が良く、ゆっくり走ろうと思ってもついついスピードが出てしまう時間帯がある。
「ゆっくり走る」というのはこうして身体が軽くなった時にも抑えて走るということで、飛ばしたくなる気持ちをグッと我慢しなければなりません。」 

 私も、この、「ふっと身体が軽くなる時」に、「今日の俺って調子好い」と、勘違いし、良い気に成ってスピードを出してしまったがために、マラソン終盤に歩いてしまった経験が何度も有ります。 今年は、あまり練習していないという自覚が有るので、身の程を知り、余計に、スピードに注意したいです。

 ランナー用の腕時計は、便利なもので、例えば、6分40秒を42回繰り返すように設定できるのです。
その腕時計に合わせて、自分の走るスピードを調整します。
前半は、気分に任せているとスピードが出過ぎてしまいます。
スピードを出さないように我慢するのです。
この我慢が、終盤に生きてくるのです。
我慢して、6分40秒のラップを刻み、あわよくば、南長野運動公園の最後の直線道路を誰よりも早く、何百人も抜いて走る快感を味わいたいです。
時速9qを基準に考え、スタート地点まで5分。
1qを6分40秒で走り、40キロまでその速度で我慢します。
40キロ地点で、5分+6分40秒×40=4時間31分40秒。残りの2.2キロを12分で走り、4時間44分が目標タイム。
こんなに計画通り、にはいかないでしょうがね(笑)。